リゾートバイトの基礎知識

【早見表あり】リゾートバイトで社会保険に加入できる人・できない人|加入手続きと注意点

社会保険とは、日本の社会保障制度の一つで、国民の生活を保障するために設けられた公的な保険制度のことを指します。

よって「加入するかどうか考え中」ではなく「条件を満たしていれば加入する」ものと国で定められています。

それでは、社会保険の対象者や加入条件、社会保険への加入の流れや注意点を紹介していきます。

そもそもリゾートバイトでも社会保険に加入した方がいいのか?

リゾートバイトでは、加入条件を満たしていれば社会保険に加入できます。

というより、加入条件を満たしている場合、社会保険への加入は絶対にしなければいけません。

では、必ず加入しなければいけない、社会保険の具体的な種類は何なのか確認してみてください。

  1. 雇用保険
  2. 労災保険
  3. 介護保険
  4. 年金保険
  5. 健康保険(医療保険)

「社会保険」というものが単体であるのではなく、これら5つが社会保険に該当するものになります。

それでは、加入条件とは何か?自分は加入条件の対象者なのか?など詳しく解説していきます。

リゾートバイトでも社会保険に加入できる!条件を満たさない人は加入なしでOK

リゾートバイトの働き方次第で、誰でも社会保険に加入できます。逆に、加入したくない人は、働き方を調整すれば加入しなくてOKです。

大まかな説明をすると、加入条件に左右されるものは以下の通りになります。

  • 働く時間
  • 働く期間
  • 見込み月収
  • 事業所の規模の大きさ
  • 現在の立ち位置(フリーターや学生など)

主に大事な点として、今の自分の立ち位置と働く期間が、社会保険の加入条件に関わってきます。

まずは、「社会保険には加入できる」「加入条件に該当しなければ、社会保険に加入しなくてもOK」というのを理解しておいてください。

かいくん
かいくん
細かな加入条件は次で解説していくよ!

加入条件|リゾートバイトで社会保険に加入できる人・できない人

社会保険は5種類あると伝えましたが、加入条件がそれぞれ変わってきます。

一つ一つ解説していくので、自分は当てはまるのか確認してみてくださいね!

健康保険と厚生年金保険について

健康保険と年金保険の加入条件は一緒です。なので、加入条件をクリアしていれば両方加入できるということを覚えておいてください。

加入条件は「1週間の所定労働時間が、同様の会社で働いている正社員の3/4以上」であれば、健康保険と年金保険に加入できます。

仮に正社員が1週間で40時間働いているとしたら、約30時間働くことになれば加入するということです。

また、3/4未満だとしても下記の4つの条件を満たしていれば保険に加入できます。

健康保険・年金保険加入条件
  1. 週の労働時間合計が20時間以上である
  2. 月の賃金が8.8万円以上である
  3. 働く期間が1年以上である。または、見込まれる
  4. 学生以外
  5. 従業員が501人以上である

更に、企業の従業員が500人以下でも、労使で合意がなされれば社会保険への加入が認められます。

労使とは「労働者」「使用者」を指します。

ここでの意味合いは、労働者とは私たちのことを言い、使用者は企業で一定の人事権がある人間を指します。

雇用保険について

雇用保険とは、労働者の雇用、安定を図る保険です。

他の保険同様、条件を満たせば加入できます。その条件がこちら。

  1. 1週間の労働時間合計が20時間以上であること
  2. 31日以上の雇用見込みがあること
  3. 学生ではない

社会人の人は基本的には入れる保険ですが、1~2週間など超短期のリゾバの働き方をしたい人は加入できません。

また、昼間学生も原則的には加入できないようになっています。

介護保険について

介護保険は、65歳以上の第1号被保険者、40歳~64歳の第2号被保険者が対象者となります。よって39歳以下の人は対象外となっています。

労災保険について

労災保険とは、労働中に起きたケガや病気の治療費の負担、収入を補填してくれる制度です。

労災保険は、今までの保険と違い条件は特にありません。

一人でも従業員を雇っていれば企業が加入するので、労災保険は雇用形態に関係なく誰でも加入できます。

簡単に言えば「加入」という概念は持たなくても大丈夫です。

また、保険料に関しては企業が100%負担なので、加入する側の支払いは一切ありません。

【早見表】社会保険に加入できる人・できない人

リゾートバイトで社会保険に加入できる人、できない人の早見表を準備しました。

説明だとよくわからない人は、表を照らし合わせて確認してみてください。

学生 18歳~39歳 40歳~
雇用保険 ×
労災保険
介護保険 × ×
年金保険 ×
医療保険 ×

ただ、注意点があります。細かな条件を加えることで、本来×の箇所が〇になる場合もあります。

  • 学生は、夏休みやGWなどの大型連休中に、2ヶ月以内でリゾートバイトをする場合は、労災保険のみが適用対象となる。

というような、細かな条件もあるので、一概に加入できる、できないを判断しないように気を付けてください。

詳しくは、リゾバ派遣会社へ問い合わせるか、厚生労働省のHPから確認してみてください。

厚生労働省のHPはこちらから

かいくん
かいくん
自分の年齢と照らし合わせると分かりやすいよ!

リゾートバイトで社会保険に加入した際のメリット・デメリット

リゾートバイトで社会保険に加入すると、メリット、デメリットがあります。

確実に覚えておいた方がいいことなので、しっかりと確認してくださいね。

社会保険に加入した方がいい理由・メリット

社会保険に加入することで受けられるメリットとしては、主に金銭面のことです。

  • 保険料支払いの自己負担額が減る
  • 万が一ケガや病気をしたら、治療費、収入の補填をしてもらえる
  • 将来受け取れる年金額が増える

簡単に説明すると、全額保険料を自分で支払うということはなく、自己負担額が減ることで生活が安定します。

ケガや病気をした際保険に加入していることで、働けない期間の収入の補填、治療費が受け取れます。

また、今からちゃんと年金保険を支払っていることで、将来の生活に余裕が出ます。

他にも、所得税や住民税の納付額が減る点もメリットの一つです。

まりちゃん
まりちゃん
手元に残るお金と将来のためにも保険の加入は必要だね!

社会保険に加入したくない人の理由・デメリット

社会保険に加入した際に考えられるデメリットは、毎月の給料から保険料がひかれるため、手取り額が減ってしまうことです。

しかし、保険に加入できることでデメリットよりメリットの方が断然優れています。

理由としては、万が一何かあった時のことを考えれば、目先の手取りより受けられる保障制度の方が大事だからです。

社会保険がないと「本来受けられる治療が高額で受けられない」「治療費がもらえない」という最悪なケースが生まれる可能性があります。

デメリットを考えすぎて、本来受けられるメリットをなくさないように気を付けてください。

かいくん
かいくん
メリット、デメリット両天秤にかけたらメリットの方が大きいと思うよ!

リゾートバイトで社会保険に加入するまでの流れ

リゾートバイトで社会保険に加入するタイミングは、加入条件が満たされていれば雇用開始日より加入となります。

リゾートバイトでは、条件を満たしている可能性が非常に高いので、細かな手続きなどは特にないので安心してください。

もし不安であれば、リゾバ先や派遣会社へ問い合わせてみてくださいね。

社会保険に加入しているリゾートバイト派遣会社へ登録

社会保険に加入するための絶対条件として、社会保険に加入しているリゾバ派遣会社へ登録する事です。

また、社会保険が適用されるリゾバ先でなければいけません。

保険に関してしっかりと対応してくれるリゾバ派遣会社を紹介しておきます。

僕も利用していましたし、大手なら信用があるのでこの中から選んでおけば間違いなしです!

まりちゃん
まりちゃん
派遣会社で独自ルールを組んでいる所があるから要注意!

加入するための提出物の準備

社会保険に対応してくれる派遣会社へ登録したら、加入に必要なものを準備しておきましょう。

保険加入に必要なもの
  • 基礎年金番号(年金手帳)
  • 雇用保険被保険者証
  • 住民票に記載されている住所
  • マイナンバーカード

これらがあれば十分です。あとは派遣会社のスタッフにお任せして大丈夫です。

本来は、手続きが完了したら連絡があります。仮にない場合は、しっかりと確認したほうが良いです。

国民健康保険の脱退

社会保険加入後は、国民健康保険を脱退しなければいけません。

気を付けなければいけないことは、自動切り換えではないので自身で手続きを行うことです。手続きを行わないと二重加入になり、保険料請求が来てしまいます。

脱退に必要なもの
  • 新しい社会保険証
  • 以前まで使っていた国民保険証
  • 本人確認書類
  • 印鑑

これらを準備して各自治体や役所で、社会保険の資格を習得した日から14日以内に手続きをしてください。

かいくん
かいくん
行動は早めにね!

忘れずに!リゾートバイト終了後は社会保険の脱退手続きが必要

リゾートバイト終了後には、社会保険の脱退or任意継続することができます。

ここでは、社会保険の脱退、任意継続のそれぞれのメリット、デメリットを説明していきます。

リゾバの期間が終わる前に決めておきたいことなので、よく確認してくださいね!

社会保険を脱退する場合

社会保険を脱退する場合は、国民健康保険に加入するか、家族の被扶養者になる2パターンがあります。

まず、社会保険を脱退して国民健康保険に切り替えるメリット、デメリットを説明します。

国保に切り替えるメリット
  • 手続き自体は市区町村の健康保険課でできるので簡単
  • 収入関係なく保険料が定額(組合国保の場合)

 

国保に切り替えるデメリット
  • 出産手当金が支給されない

これらを踏まえて国民健康保険に切り替える場合は、​社会保険の資格喪失証明書と本人確認書類の提出が必要になってきます。

資格喪失証明書は、リゾバ先(雇用先)で準備してもらう必要があるので、忘れずに伝えておくようにしてください。

また、手続き自体は自身で行わなければいけません。各自治体へ提出物の確認を取るなどして、漏れがないように気を付けてください。

すでに遠方に移ってしまったという場合は、郵送するやり方もあるので確認が必要になってきます。

任意継続する場合

社会保険を脱退せず、任意継続することが可能です。

任意継続とは、リゾバに勤めていた時同様の保障を2年間受けられることができます。

ここでも、任意継続するメリット、デメリットを説明します。

任意継続するメリット
  • 勤務時と同様の給付を受けられる
  • 保険料の減免制度がない

 

任意継続するデメリット
  • 会社との折半がなくなるため、退職時の2倍の保険料がかかる
  • 2年間保険料は変わらない

一番は、会社が半分負担してくれるかどうかですね。

今まで払っていた社会保険料が2万円だとしたら、個人で全額負担になるので4万円の保険料を毎月支払うことになります。

ただ、厚生年金保険料や雇用保険料を支払う必要はなくなるので、社会保険料全体でみるとそこまで大きな差にはなりません。

リゾートバイトで社会保険に加入するときの注意点

僕が思う社会保険に加入する際の注意点は3点です。

  1. 条件が満たされていれば社会保険は確実に入る
  2. 社会保険のあるリゾバ派遣会社へ登録
  3. 社会保険の脱退or任意継続は、期間が終わる前に決めておく

社会保険は、条件が満たされていれば確実に加入します。怠ってはいけないことは、加入したかどうかの確認し忘れです。

「社会保険のあるリゾバ派遣会社へ登録する」に通ずるものがありますが、確実に加入したからどうか派遣会社へ確認してください。

仮に加入していないと分かれば、会社ではなく個人が罰則の対象となるので注意が必要です。

また、社会保険の脱退or任意継続は、期間が終わる前に決めておくことをおすすめします。

継続する条件として、退職日の翌日から20日以内に「任意継続被保険者資格取得申込書」を提出することが必要だからです。

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「旅しながら働く」をコンセプトにリゾートバイトで日本一周&世界を旅するカップル、かい&まり。リゾートバイトの良さをたくさんの人に知ってもらうために情報発信中!